ホンダ ZR-Vのサウンドアップです。
純正オプションのBOSEプレミアムサウンドシステムに
プロセッサー内蔵アンプを介しフロント2ウェイスピーカーを換装しました。
カーオーディオのスピーカーはホームオーディオとは異なり
車両のドアをボックス(エンクロージュア)と見立て装着することが
大多数となりますがドアの構造はスピーカーを駆動させる環境として問題が山積しています。
そこでその諸問題を改善すべくドアチューニングとして適材適所に
各種防振、制振、防音、吸音、遮音処理などを施します。
ちなみに当店でのドアチューニングの標準仕様は
audio-technica(オーディオテクニカ)のAquieT(アクワイエ)を用い
スピーカーユニットの裏から発せられる「逆相音」を
ドア内部に閉じ込めるべくサービスホールを塞いでドア自体を
エンクロージュアに見立てることを主目的としております。
(その他ブランドの仕様に関してはご要望に応じて個別にて対応させていただきます)
また、施工に際し「施工箇所のクリーニング」、「確実な圧着」、「左右対称に施工」に
留意しております。特に「左右対称に施工」に関してそもそも左右でドアトリムの形状や
純正配線の本数など差異はございますがスピーカーが駆動する環境が
あまりにも違えば出音も左右で当然変わりますので左右ドアを比較しながら施工します。
ホンダ車専用設計のアルミ製バッフルを介してBEWITH(ビーウィズ)/Reference AMシリーズの
16.5cmウーファー「L-165RS」を車両側に固定したうえで
スピーカー周辺に防音材を貼りドアトリム内での回析を抑えます。
2.5cmトゥイーター「L-25R」はピラーの純正位置内で換装しました。
純正の音声信号をPLUG&PLAYのプロセッサー内蔵8chアンプ「1080」に
入力し上記スピーカー群+一部純正スピーカーをコントロールします。
シート下の僅かなクリアランススペースに設置出来るのも
コンパクトサイズゆえに成せる業です。
なお1080へのスピーカーケーブル接続に当たり本来なら付属ハーネスのケーブルと
ギボシや半田で接続するところですが専用工具で付属ケーブルを引き抜き同一の端子を用いてスピー
カーケーブルをハーネスに直接続しました。
全工程が終了しましたら音出し並びにパワーウインドゥやロックなど車両側の動作確認を行い
それらに特に問題が無ければ車内特性測定器を用いながら
DSPの調整機能を活用してサウンド調整を施し納車させていただきます。
純正然とした仕上がりかつ操作性も基本的には変わりませんが
出音は純正のそれとは一聴で違いをご体感いただけるかと存じます。
国産/輸入車問わずスピーカー交換から加工を伴うシステム構築まで
お気軽にご相談ください。
静岡県(主に沼津市、富士市、富士宮市、三島市、駿東郡長泉町/清水町、伊東市、
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