トヨタ GR86のサウンドアップです。
車外ナビユニットをメインソースに据えフロント3ウェイシステムを構築しました。
ドアトリムを取り外した状態です。
室内への漏水を防止するためビニールが一面に貼られています。
カーオーディオのスピーカーはホームオーディオとは異なり
車両のドアをボックス(エンクロージュア)と見立て装着することが
大多数となりますがドアの構造はスピーカーを駆動させる環境として問題が山積しています。
そこでその諸問題を改善すべくドアチューニングとして適材適所に
各種防振、制振、防音、吸音、遮音処理などを施します。
ちなみに当店でのドアチューニングの標準仕様は
audio-technica(オーディオテクニカ)のAquieT(アクワイエ)を用い
スピーカーユニットの裏から発せられる「逆相音」を
ドア内部に閉じ込めるべくサービスホールを塞いでドア自体を
エンクロージュアに見立てることを主目的としております。
(その他ブランドの仕様に関してはご要望に応じて個別にて対応させていただきます)
また、施工に際し「施工箇所のクリーニング」、「確実な圧着」、「左右対称に施工」に
留意しております。特に「左右対称に施工」に関してそもそも左右でドアトリムの形状や
純正配線の本数など差異はございますがスピーカーが駆動する環境が
あまりにも違えば出音も左右で当然変わりますので左右ドアを比較しながら施工します。
併せてオプションのドアトリム(内張)の裏側への制振処理と
ドアトリム内の空間を埋める吸音処理も行いました。
トヨタ車専用設計のアルミ製バッフルを介してBEWITH(ビーウィズ)/Reference AMシリーズの
16.5cmウーファー「L-165RS」を車両側に固定したうえで
スピーカー周辺に防音材を貼りドアトリム内での回析を抑えます。
ドアトリム内でのスピーカー交換ですがロゴエンブレムで換装をアピールします。
ダッシュ上の純正ユニットの外周を模したバッフルを制作したうえで
8.8cmミッドレンジ「L-88RS」に換装しました。
また純正グリルネットトリム側の設置されているトゥイーターを
2.5cmトゥイーター「L-25R」に換装しました。
carrozzeria/サイバーナビの9型モデル「AVIC-CQ912」の内蔵4chアンプで
上記フロント3ウェイを調整、駆動させます。
また兄弟車となりますスバル BRZの純正バックカメラを取り付けたうえで
目安となるガイドラインも調整しました。
全工程が終了しましたら音出し並びにパワーウインドゥやロックなど
車両側の動作確認、車両に蓄積されていますエラーコードを
当社保有の診断機を用いて消去します。
それらに特に問題が無ければ車内特性測定器を用いながら
DSPの調整機能を活用してサウンド調整を施し納車させていただきます。
国産/輸入車問わずスピーカー交換から加工を伴うシステム構築まで
お気軽にCOLORSまでご相談ください。
静岡県(主に沼津市、富士市、富士宮市、三島市、駿東郡長泉町/清水町、伊東市、
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