メルセデス・ベンツ Eクラス(W212/S212)のスピーカー交換です。
E350 セダンです。
なお今回は標準オーディオ車で単純なスピーカー交換が可能ですが
オプションオーディオ搭載車の場合は注意が必要です。
スピーカー交換にあたりサウンドアップの目的以外にも
再生音に異音が発生していましたので純正スピーカーを確認したところ
避けられない経年劣化で純正スピーカーのエッジが破損しておりました。
ドアスピーカー交換において基本的にはスピーカー背面の障害物(ウィンドウガラスやレール)と
スピーカー前面の障害物(ドアトリム)の干渉を避けつつ
ユニット自体を強固に固定するために「バッフル」が必要となります。
バッフル制作に当たり用いられる材料としてMDFがポピュラーですが
MDFは木材チップに接着剤として合成樹脂を加え板状に成形したもので
木材のように軽量で高い加工性を持ちつつも木材特有の反りや乾燥割れなどが少なく
均質でリーズナブルな反面、水や湿気に弱く表面処理を行わないと腐食します。
対して白樺耐水合板(通称:バーチ)は単価はMDFと比較すると高価ですが
耐水、耐久性に優れ強度も高いのが特徴です。
当店では経験上、表面処理を施したとしても経年劣化を考慮し
バーチで制作させていただいております。
当店で予め保有している純正スピーカーの外周をトレースした「マスター」を基に制作します。
外周をマスターを用いてコピーし取り付けるスピーカーユニットに則して
内周を円形でカットします。
なお、当店で保有しておりますマスターで適合がとれない場合は
その都度、外周の「型」を制作し以後マスターとして保有します。
またバッフルの厚みに関しては上述の物理的な干渉を避けることを大前提としたうえで
+αを考慮して厚みを決定します。
今回はバーチ2枚の積層仕様です。
耐水、耐久性に優れてはいますが更に樹脂などを用いて防水性や耐久性を
向上させたうえで車両側にボルト/ナットを用いてバッフルを強固に固定し
morel「TEMPO Ultra 602 MKⅡ」の16.5㎝ウーファーへと換装しました。
トゥイーターはドアミラー裏の純正位置内での換装です。
全工程が終了しましたら音出し並びにパワーウインドゥやロックなど
車両側の動作確認を行い特に問題が無ければ可能な限り
サウンド調整を施し納車させていただきます。
国産/輸入車問わずスピーカー交換に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。
静岡県(主に沼津市、富士市、富士宮市、三島市、駿東郡長泉町/清水町、伊東市、
裾野市、御殿場市、熱海市、伊豆市、伊豆の国市、下田市、静岡市、浜松市etc…)、神奈川県、山梨県で
スピーカー交換を始めとしたカーオーディオ、調音施工、カーセキュリティ、その他カー用品、コーディング、ホームシアターの事なら
お気軽にCOLORS(カラーズ)までご相談ください。
TEL 055-960-8545
MAIL info@rs-colors.jp
製品についてなど、こちらより
お気軽にお問い合わせいただけます。